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秋を味わいつくそう!讃岐うどんのおいしい食べ方、徹底解説します!

2018-10-30

厳しかった暑さもすっかり落ち着いて、秋らしい気候になってきましたね。11月に入ると、香川県内でも紅葉の便りが聞かれるようになります。
香川県といえば「讃岐うどん」ですが、実は紅葉の名所でもあるのをご存知ですか?

「こんぴらさん」と呼ばれて香川県民から親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」は、全国各地から年間400万人が訪れるという、超人気スポットです!参道口から御本宮までは785段、奥社まではなんと1,368段もあるという、長い石段があることでも有名です。

秋にはきれいに色づいた紅葉が楽しめるので、ぜひ一度お参りにいらしてくださいね。また、日本三大渓谷美のひとつに数えられる、「寒霞渓(かんかけい)」では、赤く染まった小豆島(しょうどしま)の風景をロープウェイから一望できます。

そんな秋深まりつつある香川県から、食欲の秋にふさわしい、讃岐うどんのおいしい食べ方をお届けしたいと思います!

讃岐うどんのおいしい食べ方

讃岐うどんといえば、あの独特な強いコシが特徴ですよね。讃岐うどんをあまり召し上がったことがない方でも、「讃岐うどんといえば、コシの強さかな?」というイメージをお持ちなのではないでしょうか?

讃岐うどんのおいしい食べ方で大切なのはもちろん、讃岐うどんのコシを生かしてあげることです。では、コシを損なわずにおいしい食べ方をするには、どうすれば良いのでしょうか?

讃岐うどんのおいしさは、ゆで方とゆで時間で決まる

讃岐うどんの強いコシを存分に味わうには、ゆで方にちょっとしたコツがあります。もちろん、決められたゆで時間をちゃんと守るのも重要です。

まず、大きめの鍋を用意します。300gの麺をゆでるのに3リットルくらいのお湯があるのが理想なので、なるべく大きな鍋をご用意いただければと思います。鍋に水を入れ、火を点けたら沸騰させましょう。お湯が沸騰して麺が鍋の中で踊る状態になるのが、「讃岐うどんのおいしい食べ方のコツその1」だからです。

麺の打ち粉を軽く落としたら、麺が折れないようにやさしくほぐしながら、沸騰したお湯の中に投入します。そうすると1~2分で麺が浮いてきます。麺が浮いたのを確認したら、決められたゆで時間を守ってゆでてください。麺がまだ鍋底に沈んでいる時間は、ゆで時間に含めないのが、「讃岐うどんのおいしい食べ方のコツその2」です!

はやし家製麺所の生うどんは、12~15分くらいがちょうどいいゆで時間です。麺と麺がくっつかないようにやさしくかき混ぜながら、ゆでていきます。途中でお湯が吹きこぼれそうになったら、差し水をしてくださいね。

とはいっても、頻繁に差し水をするとお湯の温度が下がって、麺が鍋底に沈んでしまいます。できるだけ差し水をしないように、火加減を調整するのが、「讃岐うどんのおいしい食べ方のコツその3」です。

讃岐うどんは冷やで食べるべき?それとも熱々がおいしい食べ方?

讃岐うどんは、おいしい食べ方のバリエーションが豊かなので、どうやって食べたら良いのか迷ってしまいますよね。冷たくして食べるのも、温かくして食べるのも、どちらもおいしい食べ方なので、これはもうお好みの食べ方で大丈夫です!

あつあつ

数ある讃岐うどんのおいしい食べ方の中で基本となるのが、「あつあつ」です。あつあつは、水で締めた讃岐うどんを湯通しして、ダシをかけていただきます。麺を水で締めないで、そのまま鍋からどんぶりに移して、たっぷりのダシをかけてもおいしいですよ。

ひやあつ

水で締めた讃岐うどんの上から熱々のダシをかけて食べるのが、「ひやあつ」です。ダシが熱くても麺が冷たいのでは、ぬるくておいしい食べ方にならないのでは?と思われるかもしれませんが、心配はご無用です!麺が伸びにくくなるので、讃岐うどんならではの強いコシを堪能できます。

あつひや

「ひやあつと、どう違うの?」といわれることが多いのが、「あつひや」という食べ方です。確かに、名前だけでは違いがわかりにくいですよね。「あつひや」は、熱々の讃岐うどんに冷たいダシをかける食べ方です。「ひやあつ」と比べると、讃岐うどんのモチモチとした食感がより味わえます。

ひやひや

もうおわかりかと思いますが、「ひやひや」は水で締めた讃岐うどんを冷えたダシでいただく食べ方です。冷たいダシでキリッと引き締まった、讃岐うどんのコシを楽しめます。暑い夏だけでなく、これからの季節にもおすすめのおいしい食べ方です。

秋の味覚を使って、讃岐うどんのおいしい食べ方を楽しもう

秋といえば、食欲の秋です!新米、サンマ、栗、梨、ブドウ、サツマイモ、マツタケ。すでに秋の味覚を思う存分味わった方も、多いのではないでしょうか?香川県内でも秋の味覚が、次々と旬を迎えています。香川県ならではの秋の味覚というと、ゴボウ、カキ、アオリイカ、富有柿などがあります。

もうひとつ、香川県が誇る秋の味覚が「オリーブ」です。香川県産のオリーブは、秋の気配が感じられ始める9月末頃から収穫されます。11月中旬頃まで収穫されるのが、塩漬け用に使われる緑色のオリーブの実で、11月上旬から12月の間はオイル用の熟したオリーブの実が収穫されます。

小豆島は、日本のオリーブ発祥の地ともいわれていて、オリーブの木が初めて植えられてからなんと100年も経つのだとか!地中海の気候に似た瀬戸内海の温暖な気候は、オリーブの栽培に適していたことから、現在でも栽培が続けられているというわけです。

今回は香川県ならではの秋の味覚、オリーブを使った讃岐うどんのおいしい食べ方をご紹介したいと思います!

オリーブ釜玉うどんの作り方

【材料】
・讃岐うどん(1人前)
・卵(1個)
・オリーブオイル(大さじ1)
・しょうゆ(大さじ1)
・カツオ節(4g)
・万能ネギ(量はお好みで)

おいしい食べ方になるゆで方で、讃岐うどんをゆでます。ゆで上がったら水気を切り、どんぶりに移して卵を割り入れ、しょうゆを回しかけます。カツオ節を乗せたら小口切りにした万能ネギを散らして、オリーブオイルを回しかけたら完成です!

とても簡単なレシピなので、ぜひご家庭で試してみてくださいね。温かい讃岐うどんが食べたい時は熱々の麺で、冷たい讃岐うどんが食べたい時は、水で締めてから召し上がってみてください。

はやし家製麺所の讃岐うどんは、本場の味を守り抜いています

はやし家製麺所では1日あたり、1日で300袋の讃岐うどんを生産しています。300袋という数が多いのか少ないのかといえば、決して多い方ではないと思います。現代では食品の生産も機械化が進み、機械打ちされる讃岐うどんも増えてきているのが現状です。

利益を優先するなら、機械を使って大量生産した方が効率が良いのはいうまでもありません。はやし家製麺所では、機械に頼っては本場の味を守れないと考えています。昔ながらの技法にこだわり、足踏みした麺を熟成させる方法で、生麺ならではのモチモチとした食感を大切にしています。

はやし家製麺所の讃岐うどんは、小麦粉、塩、水というシンプルな材料で作られています。材料がシンプルだからこそ、作り方の良し悪しがダイレクトにわかります。一切の妥協をすることなく、昔ながらの技法を守って讃岐うどんの味を作り続けています。

香川県にお住まいでない方にも、本場の讃岐うどんのおいしさをお届けしたいというのが、はやし家製麺所の願いです。はやし家製麺所では、通販でのお取り寄せを承っています。1人でも多くの方に本場の讃岐うどんの味をお届けできるよう、真心込めて讃岐うどんを作り続けます。

ご自宅で、こだわりの讃岐うどんをお楽しみください。