スタッフブログ

  1. ホーム
  2. スタッフブログ
  3. 讃岐うどんにおすすめの天ぷらは?春野菜を天ぷらで楽しもう!

讃岐うどんにおすすめの天ぷらは?春野菜を天ぷらで楽しもう!

2019-03-01

3月になり、少しずつ春らしさが感じられるようになりましたね。とはいっても、まだまだ肌寒い日が続く3月の気候。温かいものが食べたいなぁと思うことも多いはず。

寒暖差の激しい3月は体調を崩さないためにも、温かい讃岐うどんで身体をポカポカにしませんか?今の時期にしかお目にかかれない春野菜の天ぷらをお供にして、讃岐うどんで春うどんを味わいつくしましょう。

春野菜といえば?

春野菜と聞いて、どんな野菜が思い浮かびますか?春野菜は春にしか出会えないので、あまり馴染みがないという方もいるかもしれませんね。

まずは天ぷらと相性の良い、春野菜をいくつかご紹介したいと思います。

明日葉(あしたば)

明日葉は日本原産のセリ科の仲間で、江戸時代には薬草として使われていたという歴史を持つ野菜です。「今日葉を摘んでも、明日にはもう新しい芽が生えている」ことから明日葉と呼ばれるようになったといわれています。

旬の時期は2月中旬から5月頃で、食物繊維やベータカロチンを豊富に含んでいます。青汁の原材料としても有名ですよね。

うど

春野菜といえば、うどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?うどは3月から5月に出回る春野菜で、新芽や若芽の部分を天ぷらなどにしていただきます。

春のうどは香りが良く、柔らかい食感が特徴です。春に集荷されるものを「春うど」、秋の終わりから冬にかけて出荷されるものを「寒うど」と呼んでいます。

ふきのとう

天ぷらにして食べたい春野菜といえば、ふきのとうではないでしょうか?あの独特の苦味が好きという方が多いですよね。

自生している天然物のふきのとうは、雪が解け始める頃に地面から顔を出します。そのため、地域によって収穫できる時期が異なります。12月中旬から3月までが、ふきのとうの旬に当たります。

タラの芽

タラの芽も天ぷらにすると、とても美味しいですよね!ハウス栽培も盛んですが、天然物の場合は3月から6月上旬くらいが旬になります。

山などに自生しているタラの芽は男ダラ(おだら)と呼ばれていて、鋭いトゲがあるのが特徴です。栽培されているタラの芽は女ダラ(めだら)という、トゲが少ないタイプです。

アスパラガス

食卓でお馴染みのアスパラガスも、春野菜のひとつになります。地中海東部が原産ですが、日本では北海道などでの栽培が盛んですね。

讃岐うどんで知られた香川県内でも、毎年900トン近いアスパラガスが出荷されています。天ぷらとして食べられているのはグリーンアスパラガスで、ホワイトアスパラガスはスープやサラダに向いています。

こごみ

こごみは先端がぐるっと渦を巻いた形がかわいらしい新芽で、地域によっては「こごめ」と呼ばれることもある春野菜です。旬は3月から6月にかけてで、農家さんで栽培されたり、山や野原に自生したりしています。

成長すると葉の色や形が綺麗なので、観葉植物として育てられることもあります。

セリ

春の七草としても有名なセリは、天ぷらにして食べても大変おいしいです。栽培が盛んなので季節を問わず手に入りやすい野菜ですが、もともとの旬は2月から4月にかけての間になります。

ところで、春の七草の名前を全部覚えていますか?あとひとつが思い出せない!ということがよくありますよね。

春の七草は、セリ、ハコベ(はこべら)、ゴギョウ(母子草)、ナズナ(ぺんぺん草)、スズシロ(大根)、スズナ(かぶ)、ホトケノザ(こおにたびらこ)の7つです。

天ぷらを揚げるのは難しい?

天ぷらは食材に衣をつけて揚げるというシンプルな手順なので、一見簡単そうに思えるかもしれません。ところが実際につくってみると、衣が剥がれてしまったり、サクサクにならなかったりなど、意外と難しい料理だということがわかります。

せっかく手間暇をかけて天ぷらを揚げるのなら、おいしい天ぷらをつくりたいですよね。というわけで家庭でも失敗しない、おいしい天ぷらの揚げ方をご紹介したいと思います!

天ぷらで失敗しがちな理由も併せてお伝えするので、天ぷらをご家庭で揚げる時の参考にしてみてくださいね。

天ぷらの衣が剥がれる理由

天ぷらの失敗例で多いのが、「せっかくつけた衣が剥がれてしまった!」ではないでしょうか?天ぷらのおいしさの醍醐味は、食材の味わいを活かすカラッと揚がった衣であるはずです。その衣を失敗してしまうのは、悲劇といっていいかもしれません。

天ぷらのおいしさを左右する衣が剥がれてしまうのは、食材の表面に水分がついているからです。食材についている水分を拭わないまま衣をつけてしまうと、何が起こるのか?熱した油に食材を入れた時に水分が水蒸気に変化するので、食材と衣の間に空間をつくってしまうのです。

油で揚げているうちに食材と衣が引き離されてしまい、最終的に衣が剥がれてしまう。これが天ぷらの衣がバラバラになってしまう原因です。

天ぷらの衣がサクサクにならない理由

天ぷらの衣がサクサクに揚がらないのは、食材の温度が原因です。天ぷらにする食材が常温だと衣に粘り気が出てしまうので、サクサクになりません。

もちろん、衣に使う水や卵、粉も常温のままだと、ベタベタとした天ぷらになってしまうので要注意です!

天ぷらをおいしく揚げるコツ

天ぷらをおいしく揚げるコツは一度つかんでしまえば、それほど難しくありません。次にご紹介するポイントを押さえて、讃岐うどんと相性ばっちりのおいしい天ぷらをつくってみてくださいね。

衣に必要な材料

まず、天ぷらの衣をつくる時に必要となる材料です。事前に冷やしておくのをお忘れなく!

  • 薄力粉(300g)
  • 卵黄(1個)
  • 冷水(500㏄)
  • 炭酸水(50㏄)

どうして炭酸水が必要なの?と思われるかもしれませんが、炭酸水を混ぜることで衣の中に炭酸ガスを発生させるのが狙いです。炭酸ガスが内側から効率的に熱を通してくれるので、サクサクの食感が生まれます。

衣のつくり方

まず、冷水と卵黄をボールに入れ、しっかりと混ぜましょう。半量の薄力粉をボールにふるい、泡立て器で軽く混ぜてください。残りの薄力粉は2回に分けて混ぜ、ボールに入れる度に菜箸でかき混ぜます。

混ぜ過ぎると衣がサクサクにならないので、多少のダマは放っておきましょう!仕上げに炭酸水を入れたら衣の完成です。

失敗しない天ぷらの揚げ方

衣が剥がれるの防ぐためのコツは2つあります。

  • 食材の水分をキッチンペーパーなどで拭っておく
  • 刷毛などを使って食材に打ち粉をしておく

この2つを守るだけで、衣が剥がれるのを防ぐことができます。打ち粉をするのは、食材と衣をくっつける接着剤の役割をしてくれるからです。

油を160~170℃くらいに熱したら、衣をつけた食材を衣がカラッとするまで揚げましょう。食材によって揚げる時間は違ってくるので、注意してくださいね。ふきのとうを揚げる時は菜箸で葉を広げながら揚げると、綺麗な形になりますよ。

揚げ立ての春野菜の天ぷらは、讃岐うどんとの相性が抜群です。天ぷらのサクサクとした食感と、讃岐うどんのモチモチとした食感を楽しんでしまいましょう。

本場の讃岐うどんの味をご家庭で味わえます

本場の讃岐うどんを味わったことがない・・・という方は、はやし家製麺所の通販サイトをぜひご利用ください!はやし家製麺所では毎日心を込めて、讃岐うどんをつくり続けています。

お店で食べられるような本場の讃岐うどんの味を守り抜き、お客様のもとにおいしい讃岐うどんをお届けいたします。